ヘミシンクとは
最近徐々に注目を集めてきているヘミシンクとは、バイノーラルビートという原理を使用した音響技術のことです。バイノーラルビートとはどういうものかと言うと、左右の耳から異なった周波数の音を聞かせることで、脳の中に周波数のうねりが起こる現象のことを言います。
では、そのバイノーラルビートという原理を使用したヘミシンクとは具体的に、脳にどのような働きをするものなのでしょう。
例を挙げてみましょう。
ヘミシンクで100Hzと110Hzといった違う周波数を持つ音を左右の耳から同時に聴いたとします。
この間、左右の耳から聞こえてくる音の周波数の差は10Hzとなるわけです。
その周波数の差と同じ脳波(ここでは10Hz)を脳全体に発生させることで、人間の意識をコントロールし、リラックス状態などを作り出す事ができるのです。
人間の脳とは、脳全体が同じようにバランスよく働くことでリラックス状態や瞑想状態などになります。
そのため、ヘミシンクという音響技術を使用することにより、意図的に人の脳の状態をコントロールする事ができるのです。
ストレスの多い今の世の中でリラックス状態を意図的に作り出すことのできるヘミシンクは注目され、今では数多くの書物やCDなどが売られてます。